家事らく
リフォームコンテスト
2024
浴室&サニタリー部門 全国最優秀賞
株式会社 光テックさま

Photo by 田中 詢也
お客様に寄り添った対応と秀逸な提案で、26年連続・全国リフォームコンテスト受賞数高知県No.1を誇る
家事らくリフォーム作品コンテスト2024浴室&サニタリー部門で全国最優秀賞を受賞された高知県のリフォーム会社「株式会社 光テック」様に普段の業務内容や株式会社 光テック様の特徴、今回受賞された作品でのこだわったポイントなどをインタビューしました。
家事らくリフォーム作品コンテストとは?- こちらの方に聞きました
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専務取締役:引内 研太さん
取締役:夕部 美子さん
大好評「ひとさじリッチ♡リフォーム」で全国最優秀賞を受賞
株式会社 光テック様の事業内容や特徴を教えてください
当社は、高知市内および高知市周辺を対象に、内装工事から大規模リノベーションまで幅広く対応するリフォーム専門店です。
もともと電気工事・配線、照明の取付工事からスタートしたこともあり、その知見を活かして、各空間を引き立てる照度や色温度にこだわった、照明デザインを含めたプランニングを行なえるのが特徴です。
加えて、お客様にとってウェルビーイング(幸せ)な空間を実現する「ひとさじリッチ♡リフォーム」も大好評です。
「ひとさじリッチ♡リフォーム」とは、お客様の暮らし方、お好きなものなどを参考に、その方がグッとくる素敵な“ひとさじ”をプラスするリフォームのこと。中古物件であっても、当社のひとさじによって新築に負けない、オリジナル性あふれる住まいへ生まれ変わるため、お客様にたいへんご満足いただいています。
2024年から始めたオープンハウス(リフォーム完成後、内部を一般公開する住宅)にも、「夕部さんが携わったお家を見学したい!」と、たくさんの方々が足を運んでくださり、多いときで1日30組を記録したこともありました。

「ひとさじリッチ♡リフォーム」でこれまでさまざまな賞を受賞され、今回新たに当コンテストで全国最優秀賞を獲得されました
ありがとうございます。
昨年、エマウォール部門で賞をいただき、「今年も!」という気持ちでエントリーしましたので、目標を達成できてとても嬉しいです。
また、コンテスト入賞は、関わってくださった皆さんにご報告もかねて感謝の気持ちを伝える、いい機会でもあります。今回、エントリーすることをご承諾くださったお客様、そして家づくりにいつも協力してくださる職人の皆さんに、改めてお礼を申し上げたいです。

使いづらそうな水廻りが、大胆かつ小粋なひとさじで極上空間に大変身!
今回の受賞作品「私のベストドレッサー」について、お客様が御社にご依頼された経緯を教えてください
今回のお客様は、お母様と妹様と暮らす女性でした。当時、立派なご実家に住まわれていましたが、立地が坂の上。今後のお母様の体力を考えて、もう少し暮らしやすい場所に移りたいと、物件を探していたところ、条件にかなった中古住宅が見つかったそうです。
実際、内見をされましたが、まだ前の家主さんがいらっしゃった状態で、詳しく確認ができなかったとのこと。いざ、引き渡しとなったとき、バスルームが2つあるなど、間取りの不便さに気づいたそうです。
そこで、水廻りのリフォームをしようとご決断されたタイミングで、当社のオープンハウスのチラシをご覧になったのが、ご依頼のきっかけでした。
チラシをご覧になって、どの点がお客様の心の琴線に触れたのでしょうか?
オープンハウスのお家は、自然をモチーフとした「ウィリアム・モリス」の壁紙を使っており、お客様も同じテイストがお好みだったようです。
現場調査でお客様のご実家にうかがった際も、北欧風のポスターが飾っていたり、リバティ柄(小花を全体にあしらったデザイン)のファブリックを使用されていたりと、全体的にウィリアム・モリスの世界観がお好きと再確認しました。
そこで、具体的にいただいたご要望は?
とにかくデザイン重視。ウィリアム・モリスのような世界観をかもしつつ、でも、ご実家にもなく、お客様の発想にもない、せっかく引っ越しをするので今までとは違ったデザインの中で暮らしたいというご要望をいただきました。
そちらをうけて、どのようなプランを提案されたのでしょうか?
1階をお母様の生活空間にし、お母様が暮らしやすいよう、バスルーム、脱衣所、トイレを1階にまとめました。
デザインについては、ウィリアム・モリスのようなテイストでありながら、かつお客様にとって斬新なデザインは何かと考えたところ、ひらめいたのが「テラゾー柄」でした。
これは間違いなくお客様の好みであるとお伝えしたところ、すぐさまショールームに足を運ばれ、ご自分の目で確認された後、「気に入りました!」とお返事をいただきました。
そこで、浴室内にテラゾー柄のパネルを採用し、そのリレーションで脱衣所にもテラゾー柄のタイルをあしらいました。そして、これらと相性が良いテラコッタ色の壁紙をコーディネート。お客様からの「自分たちの発想にないもの」というリクエストにお応えして、かなり思いきった提案でした。
とはいっても、一方的にこちらのアイデアを押しつけることはしません。しっかりプレゼンテーションを行なった上で、お客様にご判断いただき、採用という運びになりました。
Before
1階の狭かった脱衣室やトイレのレイアウトも見直ししました。
After
脱衣室に洗濯スペースを新たに設けて、メインの洗面は2階へ配置し、1階は洗濯横にコンパクト手洗いを設置。バスルームのテラゾー柄からのリレーションから脱衣室もテラゾー柄のタイルをアクセントに!テラコッタの壁紙も手伝ってポップでオシャレな空間になりました。
よく見ると、テラゾー柄はパネルやタイル以外にも使われていますね
そこが今回の“ひとさじ”です。
コンセントプレートと換気扇カバーもテラゾー柄にしました。こちらのお家もオープンハウスとして公開しており、ご来場者様から「このプレート、どこに売ってるんですか?」と質問されます。実は、職人さんに頼んで作ってもらったオリジナル品なんです。
対応してくださった職人さんはいつも一緒に仕事をしている協力業者様なのですが、私たちと同じく、良いものをつくりたいという思いを強く持ってくださっている方です。このプレートをつくるときも、15色くらい使用して製作したとのことです。
ほかにも、テラゾー柄とテラコッタ色とマッチするよう、タイル目地も近似色のピンク色を選びました。
After
職人さんも一緒に楽しんでつくったというテラゾー柄のプレート
1階にバスルーム等をまとめたということは、もう1つのバスルームはどのようになりましたか?
2階にあったバスルームは撤去して、娘様たちのためのラグジュアリーなパウダールームにしました。
お客様は仕事柄、たいへん神経を使い、なおかつとてもお忙しい方です。パウダールームで自分だけの空間・癒しの時間を過ごしてほしいという思いから、リラックスできる空間を提案させていただきました。
そこで、タカラスタンダードさんの洗面台を造作風に見せたデザインにし、ペンダントライトがまるでアクセサリーのような、ファッション性のある空間にしました。
Before
元々二世帯住居だったために1階、2階と2カ所のバスルームがありました。
After
今回のリフォームで1階のみにバスルームを配置し、2階のバスルームは撤去し、天井まで鏡を貼り、ウィリアム・モリスの壁紙を2倍楽しめるようにした。
After
エリーナと鏡の間にヴィンテージ風のブルータイルを貼ってアクセントにしました。
After
やわらかく温かいペンダントライトの灯りで癒しの空間にしました。
お引き渡しの際、お客様の反応はいかがでしたか?
使いづらそうだった水廻りがワクワクする空間になったと、たいへん喜ばれていました。完成した空間を前に、「ここにはあれを飾ろう」など、母娘で楽しそうにお話されていたり、テラゾー柄のコンセントプレートに「こだわっているよね」と嬉しそうにされている姿が印象的でした。
住む人も、手がける人も、心が動かされる仕事をし続けたい
御社が考える「良いリフォーム」とはどのようなものですか?
お客様がお家を目にするたび、気持ちが上がるひとさじをプラスすること。
加えて、時代を経て、当社が手がけたお家を同業者がリフォーム・修繕したとき、随所を目にしてお客様を思って大事につくったお家なんだと、お客様へのリスクペクトを継承できるような仕事をすること。
そんな仕事をこれからもし続けていきたいです。
リフォームのご計画に
お役立てください
一言コメント
リフォームだってファッションと一緒!例えば、真っ白いクロスの壁の一面にビビットなクロスを張るだけでもあら不思議どこかのカフェに来たみたい!
お客様のご要望に応じて弊社ブランド「ひとさじリッチ♡リフォーム」で
快適空間をデザインいたします。ぜひ、ご相談くださいませ。